妊娠をするために摂っておきたい成分はこれ

妊娠しやすい身体を作るためには、毎日の食事などから積極的に摂ったほうがよいといわれている栄養素を知っておくことも大切です。具体的な6つの成分とその主な働きについて概要をまとめてご紹介していきましょう。

1. ビタミンE

ビタミンEは、「妊娠ビタミン」との異名を持ち、「妊活」には欠かせない栄養素のひとつです。抗酸化作用があり活性酸素を取り除いてくれる働きがあることから、卵子の老化を防いでくれます。子宮内膜の状態を健やかに保ったり、ホルモンの分泌や生成を促す作用もあわせ持つことから、生殖機能を維持する働きがある栄養素としても知られています。

2.ヘム鉄

2種類ある鉄分の中でも比較的吸収されやすい栄養素がヘム鉄です。妊娠しやすい身体に整えられるよう、ヘム鉄の摂取によって貧血を解消するとともに、子宮粘膜の免疫力を高めて健全に保てる可能性が高まります。しっかりと睡眠をとったはずなのに身体の疲れやだるさが抜けないときには、鉄分(ヘム鉄)を積極的に摂ることによって解消できるケースも多いようです。

3.タンパク質

タンパク質は、体内のホルモンや筋肉、皮膚などを生成するために欠かせない栄養素のひとつで、妊活中には、動物性タンパク質と植物性タンパク質のバランスを考えながら適度に摂取することが望ましいと言われています。できれば、毎食2種類以上の食材を選び、掌にのる程度の分量を目安として食べるとよいそうです。なお、動物性タンパク質を摂りすぎるとカロリーオーバーとなる可能性もあるため注意が必要です。

4.亜鉛

亜鉛は、ホルモンの働きをサポートしてくれる栄養素で、タンパク質の合成や結合に深くかかわる重要な働きを担っています。受精卵が細胞分裂によって胎児へ成長を遂げる際には必要不可欠な栄養素とも言われており、特に妊活中に体外受精や顕微授精を試みている方の中には、亜鉛を積極的にとることで成功率が上がる可能性が認められる場合もあるようです。

5.葉酸

妊活だけでなく、妊娠や授乳に至るまで重要な栄養素として厚生労働省からも推奨されている栄養素で、妊娠する1ヵ月ほど前から葉酸を摂取することで、胎児が神経系障害を抱えるリスクを減らすことができると言われています。葉酸は、造血には欠かせないビタミンであり、受精卵が着床しやすいように子宮内の状態を整えたり、胎児の細胞分裂を活性化させる効果が期待されています。

6.ポリフェノール

ポリフェールには、筋肉を分解してしまう活性酸素を除去する効果があるため、ポリフェノールを摂取することにより体内の筋肉量をできるだけ多く保てるようになります。筋肉量が多ければ、冷えや血行不良を改善してホルモンバランスを整えることができ、妊娠しやすい身体への体質改善につながりやすくなります。ポリフェノールには5000種類以上もあるといわれており、代表的なものとして、カテキンやルチン、イソフラボンなどが挙げられます。

上記のとおり、妊娠するために必要な成分はかなり多いことが分かりますよね。20代のころから、栄養について正しい知識を得て、これらの栄養素をきちんと網羅した食事を毎食摂るようにしておけばよかったと、40代の今になって強く感じています。